妊娠中(後期)の腰痛
昨日、妊娠後期の患者さんが治療に来られました。
夜寝ているだけでも痛いし寝れない
長時間立っていると腰がズキズキしてくる
などの痛みがでるそうです。
妊娠後期(8~9か月)ぐらいになってくると、
リラクシンというホルモンが出てくることにより、骨盤が開きやすくなります。
これは、お腹の中の子供が成長すると骨盤内に子供が収まりきらなくなるため、リラクシンが分泌され骨盤を開いて子供の寝床を確保するためです。
しかし、骨盤を開くということは身体のの土台(建物でいう基礎の部分)が崩れるため、身体全体のバランスが崩れます。
すると骨盤の周囲の痛みだけでなく骨盤の上にある腰や背中、もっと上になると首や肩まで痛みが出てくることもあります。
またこの時期になるとお腹が大きくなり腰が反ってくるようになります。
腰が反ると筋肉に無駄に力が入り、硬くなります。
筋肉の下にはお尻や足に繋がる神経・血管が走っていて、筋肉が硬くなるとそれらが圧迫されお尻のあたりの痛み・足の痺れやむくみが出現してきます。
という感じで妊娠時の腰痛が出てきます。
ご自宅でできる対策としては、
・妊娠後期の痛みは骨盤の開き・歪みによるものなので骨盤ベルトを巻いて軽く締めてあげることです。
・座っているときなど長時間同じ姿勢でいないようにしましょう。1時間に一回は体勢を変えたり、ストレッチを入れるようにして下さい。
・ぬるめのお湯に少しゆっくりとつかって体を温めて下さい。
・よい姿勢をこころがけて反り腰にならないように意識して下さい。座るときも出来るだけ背筋を伸ばして座って下さい。
うちの奥さんも現在9か月目で同じような症状を抱えています。
やはり、出産の時の女性は同じ症状をお持ちなんだなと改めて実感しました。
男にはわからない痛みですが当院でサポートできることはサポートさせて頂きます(^O^)/
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