バスケットボールによる足首の捻挫の処置
年齢・性別・お名前またはイニシャル・お住まい・職業をお教えください
１５才 女性 大阪府在住 学生
最初はどのようなお悩み（症状）がありましたか？
捻挫した。（右足首）
当院に通院されて痛みなどのお悩みは、どのように変化していきましたか？
徐々に痛みが無くなっていった。
お悩みが改善されて良かった事や嬉しかった事はありますか？
動けるようになっていきバスケができるようになってきたこと。'
同じようなお悩みをお持ちの方にメッセージやアドバイスをお願いします。
捻挫がなおった後でもリハビリを続けることが大切だということ。
当院に通院されてのご感想やご意見があればお書きください。
すぐに冷やして当日に見てもらえたのではやくなおってうれしかったです。
と口コミを頂いたのは中学２年生の女の子です。
クラブ活動でバスケットボールをしていてジャンプして着地した際に転倒し、足首を捻って来院されました。
怪我をした日から数日後に大きな大会を控えているため早く見てほしいとのことだったので夜遅くになりましたが見させて頂くことにしました。
見させて頂くと
・足首の腫れと熱がひどく炎症がきつい状態でした。
・腫れが強いため関節の内圧が高くなり、足首がちゃんと動かせない状態に。
・内反捻挫だったため外くるぶしについている前距腓靭帯や踵腓靭帯に圧痛あり。
捻挫の初期処置としては
RICE処置が基本になるので
Rest（安静） 患部をできるだけ動かさず、安静にする
Icing（冷却） 患部を氷水や氷のうなどで冷却する
Compression（圧迫） 患部を圧迫・固定する
Elevation（挙上） 患部を心臓より高い位置に上げて腫れがうっ滞しないようにする
異常の処置を行いました。
さらに当院ではメディセルを使用してまず患部の腫れを引かしてからRICE処置を行うことで急性期の炎症による痛みが早くひきやすいです。
圧倒的に違います。
その日はテーピングをしてから帰って頂き、２～３回は同じような処置を行いました。
４回目以降は痛みと炎症が引いてきたのでリハビリ目的で運動をし始めました。
始めは足首に抵抗をかけて足の筋力や動きを良くするトレーニングから始めていき、慣れてきたらバランスディスクという器具を使ってトレーニングしていきました。
バランスディスクは不安定なゴム風船のようなものです。
それに乗った状態で足首の運動をしていくと足首の柔軟性、バランス感覚、足首を安定させるための筋力が身につきます。
最後のステージとしてバランスシューズを使って下肢全体のトレーニングをしました。
ここまで出来るようにやっと競技しても大丈夫と言えるようになります。
今回は大きな試合が近かったこともあり、とりあえず試合に出れるようにするということを目標にして施術しました。
試合がひとまず終わってからリハビリをメインに行いました。
結局合計１０回で完全復帰したので治療を終了しました。
足首の捻挫の場合、RICE処置を行うことで自然と痛みはなくなってきますが、しっかりとリハビリで運動を行わないと動きの悪い関節になってしまいます。
動きの悪い関節はいずれまた負担がかかり、捻挫が再発するケースが非常に多いです。
痛みが無くなったから治ったとはまた違うのです！
しっかりとリハビリをして動かせる関節に戻さなくてはなりません。
当院では痛みを取ることはもちろん怪我を再発しない体作りを目標に施術を行っています。
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